独自ドメインのネームサーバーをホストする方法
VPSサーバーを借りても、ネームサーバーが無ければサイトを公開することができません。
今回紹介する方法は、上記画像のように独自ドメインのネームサーバーをホスト登録する作業です。
※ ここではバリュードメインを利用した設定方法を紹介します。
独自ドメインをホスト登録する
バリュードメインを使って、独自ドメインから独自のネームサーバーを作成します。
ここでは susi-paku.com という独自ドメインを使って、
ns.susi-paku.com
ns2.susi-paku.com
っというネームサーバーを発行してみましょう。
ちなみにホスト登録をせずにネームサーバーの変更(プライマリ、スレーブ)を行うと
エラーが発生しました。(20000:Failed in command with error. / :)
これは、InterNIC | The Internet's Network Information Center にネームサーバーが登録されていませんというエラーが表示されます。なので、事前に独自ドメインのネームサーバーを登録しなくてはなりません。
では、一連の流れを説明します。
「このドメインでネームサーバーを作成」を選択します。
ネームサーバー名欄に、作成したいドメイン名を入力します。
この場合の一般的なネームサーバー名はドメインの前に ns や dns を含んだ物としましょう。
・ns.susi-paku.com
・dns.susi-paku.com
ネームサーバーのIPアドレスは、契約したVPSサーバーのIPアドレスが必要になります。
GMOクラウドVPSで確認する場合は、VPSコンソールから、
ここからIPアドレスを確認することができます。このIPアドレスを入力すればプライマリの作成が完了します。
同じ方法でスレーブを登録しましょう。今度はns2 や dns2 などが理想です。
・ns2.susi-paku.com
・dns2.susi-paku.com
先程と同様にIPアドレスを入力して作成すれば完了です。なぜスレーブ(セカンダリ)を作成しなくてはならないかというとプライマリだけではサーバーを設定することができない場合があるからです。
参考:@IT:DNS Tips:セカンダリの役割って何ですか
ネームサーバーが設定されているか
あとは、TCPモニターからnslookupを使うと、そのドメインで作成したネームサーバーのIPアドレスを確認することができます。
TCPMonitorを活用しよう
もちろん whois で、正しくネームサーバーが指定されているか確認しましょう。。
・DNSの仕組みと運用(2):インターネットを支えるDNS (2/3) - @IT
上位DNSの設定を確認できたら、次はPleskのレコード設定を行います。
ちなみに、この設定が完了すればPlesk側のDNS設定でIPを振り分けすることができるので非常に便利です。