ターミナル(SSH)を利用する方法について
「ターミナル」という言葉は、コンソールとも呼ばれ(参考:なぜなにUNIX「コンソールとターミナルの違いは?」)、見るだけで敬遠する方も多いとおもいます。
SSH、黒い画面、などその呼称は様々です。今回はそのターミナルの種類と役割について簡単に説明します。
SSHはどういう時に使うのか
契約したいけど、VPSはわからない。のように、黒い画面は怖いですね。
--- だから、使わないのが最も理想です。・・・が、
使わなければならないポイントはあります。
・Pleskの本体をインストールする時。
・Movabletypeのオプションモジュールをインストールする時。
・SSHやSSLのセキュリティを高める設定をする時
・Plesk上で出来ない設定(ベンチマークやconf)をする時
上記の設定を行う場合は、このターミナルを利用しなくてはなりません。ちなみに上記の設定はレンタルサーバーでは行うことができないものばかりです。だから、ターミナルを利用しないでサーバーを運用することも可能なのです。徐々に覚えていくスタンスでも問題ありませんので、まずはPleskに慣れていきましょう。
(当サイトでは、できるかぎりターミナルを利用する設定は細かく画像付きで説明しています。)
SSHを使ってみよう
今後セッティングを行い、Pleskを使いこなしていくとターミナルル上での操作が必要になるケースがあります。その場合、どのようにしてターミナルを利用できるのか説明します。
1.ホスティング側が提供するターミナルを利用する。
GMOの場合、ログインを行うと
ログイン - GMOクラウド VPS ポータルサイト
コントロールパネル上からコンソール(ターミナル)を操作することができます。簡単に行うことができるのと、外部からのアクセスも可能なので急遽対応するときは便利です。しかし、鍵が利用できない点や機能面では不十分な為、できうれば下記クライアントソフトを利用するようにしましょう。
2.ターミナルソフト「Putty」や「winscp」を利用する。
Web制作でも利用頻度が高いPuTTYやWinSCPをご紹介します。
・PuTTY
公式サイト:PuTTY: a free telnet/ssh client
オススメは PuTTY ごった煮版
・WinSCP
公式サイト:WinSCPとは :: WinSCP
当サイトでは、PuTTYを使用して公開鍵の設定などは下記を参照してください。
・SSHのセキュリティを向上しよう。
・PuTTYgenを使って公開鍵・秘密鍵をつくろう。