VPSでメールサーバーの構築、メールアドレスの発行
VPSサーバーの運用で最もネックなのは、メールアドレスを発行するメールサーバーの運用だと言われています。
今回はPleskを使ってメールアドレスの発行から運用までの流れを説明します。
Pleskを使わず、VPSでメールサーバーを運用するのは難しい・・・
メールアドレスの発行は当たり前すぎて、「利用できて当然」という認識があるでしょう。しかし 顧客のWebサイトをVPSで管理しているWeb屋の多くが、
「メールサーバーの運用は基本的にやりたくない」
と答えます。理由としては、
・メールサーバーの技術的敷居が高い、伴い運用コストが高い
・不正アクセスや脆弱性など、セキュリティ面での不安
・Webサーバー+メールサーバーはどこもセットなので、別途請求(回収)が難しい
・サーバー負荷やメンテナンスなど、ダウン時の対応や保障(賠償)
上記の事より、VPS上でメールサーバーを用意せず外部サービス(Google Apps、サクラのメールボックス など)を利用しています。
Pleskなら簡単にメールアドレスを管理できます。
Plesk では、標準でメールサーバー(Qmail と Postfix Pleskのメールサーバーの種類(postfix / qmail / MSMTP))が用意されており、コントロールパネル上で簡単に利用する事が可能です。
独自ドメインごとにメールの項目があります。
メールアドレスを作成から、無制限にアドレスを発行することが可能です。
メールボックスという機能を利用すると、ウェブ上でメールの送受信が可能になります。
(Hordeまたは、roundcubeを選ぶことができます。 )
他にも、メール容量の制限、転送、スパムフィルタや自動応答、更にはサーバー側で行うアンチウィルスまで利用する事ができます。
これらは、メールアドレス単位で設定変更を行うことができます。(サーバー全体で設定することも可能です)