サイトリニューアル時に便利なドキュメントルート
サイトのリニューアルやテスト環境を本番に移行する時は、一旦サイトが停止状態になってしまったり、ミスが発覚してうまく稼働できなかったりするトラブルがあります。
既にドメインを運用している場合に便利なテクニックなので是非覚えておきましょう。
ドキュメントルートを使った構築術
Plesk で、1つのドメインを公開しているとします。
例えば、pakutaso.com としましょう。
ドメインのドキュメントルートはこのように表示されます。
このドキュメントルートとは、その名のとおりドメインのWebデータが格納されているディレクトリです。 今回説明しやすいように、pakutaso.com のドキュメントルートを、ver1 とします。
サブドメインを使った構築
サイトをリニューアルやテスト環境を構築する場合など、サブドメインを使いましょう。
ここでは、ver2 というドメインを作りました。ドキュメントルートは ver2 としています。こうすることで、ほぼ同じ環境で構築することができます。
ドキュメントルートを変更
[本番]pakutaso.com → [ドキュメントルート] ver1
[テスト]ver2.pakutaso.com → [ドキュメントルート] ver2
この状態で、ver2 の構築が完了したら、本番に移行します。
[本番]pakutaso.com → [ドキュメントルート] ver2
[テスト]ver2.pakutaso.com → [ドキュメントルート] ver3(退避)
煩わしい手間なくルートの変更だけで完了します。
※ CMSなど、ルートを指定しているサービスは記述の変更をしましょう。