Pleskのイチオシ機能
前項のPleskをオススメする理由(難しい要望もすぐに対応可能)に書かれている内容から、更に一歩踏み込んだ話になります。
Pleskは「VPSサーバー」が怖い「黒い画面(ターミナル)がわからない」という方の為に、視覚的に操作が可能なサーバーコントロールパネルと言うのは理解できているはずです。
実はそれだけではなく、実際に黒い画面でVPSサーバーを運用しているバックエンドの方でも嫌がるサービスが存在ます。これから説明するのは、そういったバックエンドの方を含み、Pleskならではの機能とサポートを説明致します。
メールサーバーの運用
VPSサーバーを運用する上で、一番の懸念はメールサーバーの運用です。自分だけのサーバーならまだしもクライアントを巻き込む案件では、メール障害はもってのほか、情報漏洩などセキュリティ面、スパム対策はしっかり考えなくてはなりません。
なので、Web屋でVPSを運用している方の話を聞くと、メールのみGoogleApps(Gmail)やサクラのメールボックスを利用しているケースが多いのです。下手な知識でメールサーバーに手を出すと大変なのわけです。
では、Pleskのメールアドレスの作成を見てましょう。
このようにドメインごと、無制限で発行することが可能です。更に自動応答、メールエイリアス、アンチウィルス、スパムフィルタなど、メールアドレスごとに設定することが可能です。
サーバー側の設定においても、ブラックホールリストやSPFの設定まで画面を見ながら設定することができます。もちろん、メールキューで個別に確認することもできます。このようにPleskを利用してメールのみを運用するクライアントもおります。(※ 他社のメール等を運用する場合、電気通信事業の届け出が必要になります)
高速Webサーバー Nginx が標準サポート
Webサイトを持っている方なら誰もが高速化は理想です。それを実現することができる手段として、Nginx の導入が挙げられます。Plesk では、Nginx を標準対応しており面倒なインストール作業なく導入することが可能です。
マルチドメイン対応
Pleskのライセンスには、10ドメイン版と無制限ドメイン版があります。個人的には1サーバーのスペックからして、10ドメインを複数持つのが理想ですが、1サーバーで数十、数百のドメインを運用することも可能です。
ルート権限によるカスタマイズのしやすさ
VPSサーバーはルート権限によって、様々な設定を行う事が可能です。
(詳しくはこちらを確認してください。)
Apache の Conf 設定、Nginx の conf 設定 、SQLの設定、アクセス・エラーの生ログなど、SSH(黒画面/ターミナル)を使わずにPlesk上で行える点も評価が高いです。